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何がコワイの?


ご飯の写真暑さがきびしいとはいうものの、天候に恵まれる月は7月でしょう。学校も夏休みに入るので、名の知れた山々はどこでも登山者でにぎわいます。筆者も登山が好きで若い頃はよく夏山に登ったものです。

20歳の頃、高尾山はハイキング程度なら最適の山だと聞いたので、大分県出身の友人と身軽な服装で出かけました。草木を刈り払った狭い登山道は歩かないで、道のないキュッパ(急斜面)な場所をよじ上がるように登っていきました。途中疲れたので「あー、コワイ」といったら、友人が「何が怖い?獣が出た?」といって、きょろきょろとあたりを見回していました。大分県では疲れたことは「シンドイ」というが、君のところはコワイというんだね、といって笑い、今まで緊張していた顔がほころびました。

コワイには、「この飯はコワクって食べらんねー」のように、「硬い」という意味があります。疲れたという意味のコワイも、硬いという意味のコワイも、「筋が突っ張って硬くなる、硬直する」というもとの意味が変化したものです。登山をして疲れると、足の筋肉が硬くなる(こわばる)のでコワイというようになりました。同じように飯が硬いこともコワイというようになりました。コワイには、いずれも「強い」という漢字を当てています。

(市民記者・森下喜一)

 
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