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松かさの方言はその形からつくられた


まつぼっくりの写真松の木の枝についている丸い玉(果実)を、共通語で松かさ・松ぼっくりなどと呼んでいます。県内には、マツダンゴ・マツッコゴリ・マツッポグリ・マツボッコなどという方言があります。このような方言は佐野にもありますが、地域により人によって言い方がまちまちです。同じ地域内の人でも、ある人はマツボックリ、マツッポグリといい、ある人はマツダンゴなどと言っています。ところで、「松」という語の後には、ダンゴとかコゴリ(ボックリ)といった語がついていることに気づきます。これらの語はすべてある物の形から取った名前です。

ある地方では、その形がダンゴ(団子)のように見えたので、マツダンゴと名づけました。またある地方では、丸いかたまりのように見えたので、マツッコゴリと名づけました。

ところが、ある地方の人は、男の子の睾丸、俗にいう金玉を包んでいる袋(淫嚢)を連想し、マツフグリと名づけました。フグリとは、ふくらみあった垂れ下がっている丸いものをいいます。マツフグリがなまって、マツボックリとかマツッポグリというようになりました。これらの方言は、もと子どもたちが使っていました(児童語)が、のちには男女に関係なく、大人も使うようになりました。

(市民記者・森下喜一)

 
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