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クラーネもダイジも気にすることはないの意


すりむきケガを消毒治療する写真クラーネは、心配ない、大丈夫だ、気にしなくていいという意味で、佐野では、「たいした怪我(けが)ジャネーから、医者にかかンナクッタッテ、クラーネよ」などといいます。

クラーネは相手を気づかって勇気づけるときに使うことばです。「苦労がない」の変化したことば「クローネ」が訛ったものです。県の北部や東部では、もとの語形に近い音「クローネ」が今でも広く使われています。

佐野には、クラーネと同じ意味をもつ方言に「ダイジ」があります。「そんなに急がなくたってダイジだよ。バスにはマニャウ(間に合う)からサー」のような言い方をします。このダイジはクラーネに置き換えることができます。ダイジは、「大丈夫(だいじょうぶ)」が訛ったもので、「確かであって間違いがない」がもとの意味です。大丈夫が(だいじょうぶ)が、ダイジョブ→ダイジブ→ダイジと変化したものです。

ダイジョブ・ダイジブは佐野近在(足利・栃木)でも使用してますが、特にダイジブ・ダイジを使用する中心地は佐野で、そのうちのダイジは若い人が使っています。「ダイジだ、ダイジだ」というから、何がそんなに大事な(重大な)ことがあるのかと思ったら、「(会合に出席しなくても)問題ない、問題ない」ということだったんですね、とある年配者から聞いたことがあります。クラーネは昔から使われていたことば、それに対してダイジは新しいことばです。

(市民記者森下喜一)
 
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