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アライマテは食器洗いのこと


食器洗いしている写真食事が終わっても、一家の主婦は、茶碗や鍋釜(なべかま)などを洗う仕事が残っています。食後の食器洗いを、佐野ではアライマテといっています。

「アライマテが終わったら、ちょっと休ンダライーンジャネンケー?(休めばいいでしょう)」
「こんなサミー(寒い)日だっていうのに、アライマテべー(食器洗いばかり)してチャー、手が荒れチャッテシャーナカンべー(荒れてしまって仕方がないでしょう)」

アライマテは漢字ひらがな混じりで書くと「洗い待て」となりますが、これは「洗い待ち」が訛(なま)ったものです。「待つ」には、来客を待つとか、春を待つのように、本来は食器を洗って、次の食事を待つことがアライマテでした。「待つ」には、昔から後の仕事のために準備を整えておくという意味もありました。したがって、アライマテとは、茶碗や鍋などを洗い、次の食事のために、元通りにしてきちんと整えておくことをいいました。

将棋や碁を打つ人が、よく「まった、まった」といいますが、これは「ちょっと待ってくれ」というだけではなく、将棋の駒や碁石を打った後、元の形に戻したい願いを込めて発する言葉です。「まった」は相撲の世界にもあって、行司から「まった、まった」がかかると、再度仕切りをして(元の形にして)勝負を決めることになっています。

(市民記者森下喜一)
 
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