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お手玉の方言「オナンゴ」は何個から


お手玉の写真栃木県には、お手玉の方言に、オヒトツ・ナンゴ・オシナコ・オジャッキ・オンジョコ・オシンジョ・オヒトギなど約14種類あります。これらの中で、特に多くの地域で使用され、よく知られているものに、県の北部や東部のオヒトツ、南部のナンゴがあります。佐野とその周辺の地域ではほとんどナンゴが使われていますが、佐野にはこれ以外に、ていねいの意を表す接頭語「オ」の付いたオナンゴもあります。

オナンゴとは、小豆などを入れて作った丸い布袋をいい、その大きさは鶏卵を一回り大きくした程度のものです。かつて食糧難であったときには小豆の代わりに小石を入れたこともありました。

オナンゴを幾つか持ってつぎつぎに投げ上げ、落ちてくるオナンゴを受け取ったり、あるいはオナンゴの一個を空中に投げ上げ、それが落ちて来ないうちに、下にあるオナンゴをつかみ取って、落ちて来たものと合わせてつかむ女の子の遊びです。つかみ取りに失敗しないで、何個つかむことができるかを競い合って楽しみます。

この「何個」がお手玉を表すようになり、ナンゴという方言が生まれました。佐野ではこの遊びを、「ナンゴ遊び」とか、「オナンゴ遊び」などといっています。ちなみに北部の「オヒトツ」も、オヒトツ、オヒトツオフタツ、オフタツ…といいながら、投げ上げたお手玉を受け取る時の数えことばが方言となったものです。

(市民記者森下喜一)
 
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