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日本でもめずらしい佐野方言アクセント


カタカナの太字は高く発音します)

佐野には、箸・橋などを、アクセントによって区別することのできる地域と、曖昧(あいまい)になる地域と、まったく区別できない三つの地域があります。

一つの市に、アクセントの曖昧度が三段階もあるところは、全国にもなくめずらしいことです。箸をシ、橋をハ(橋)とはっきりと発音できるのは彦間・飛駒地域です。この地域は、雨と飴、花と鼻などもアクセントによって区別できるので、「東京式アクセント」地域といいます。田沼・葛生地域は、箸と橋・雨と飴・切ると着るなどを、アクセントによって区別できないので、「無アクセント」地域といいます。

この地域の人たちは、どの音節が高く、どの音節が低いかを聞き取ることができません。「キを買って来てくれ」と頼まれても、柿なのか牡蠣(かき)なのかまったくわかりません。また、曖昧アクセントである佐野地域の人は、どの音節が高く、どの音節が低いかを即座に判断することができず、例えば、「唐松(からまつ)」は、カマツなのか、カラマツなのか、カラマツなのか迷ってしまいます。しばらくして、「ああ、やっぱりカラマツのようですね」といいます。このようにアクセントに曖昧さがあるので、「曖昧アクセント」地域といいます。

最近、マスメディアの影響で、無アクセント地域に生まれ育った人の中にも、雨はメ、飴はアのように区別できる人が少しずつ増えてきています。

佐野には、なぜこのように複雑なアクセントがあるのでしょうか。そのことについては次回で述べることにしましょう。

(市民記者・森下喜一)
 
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