HOME 佐野市の紹介 佐野弁バンザイ
 
チョーガン(ニ)は、もと長続きの意だった


ある動作やそのようすを、よりはっきりさせるために、佐野のほとんどの地域で、チョーガニとかチョーガンニという方言を使っています。

「あの男はヨトサレだから、チョーガニ仕事もしネンだよ(あの男はろくでなしだから、ろくに仕事もしないんだよ)」

「年取ったらサー、ヒザッカブがワリーモンだから、チョーガンニ歩けなくッテヤンナッチャー(年を取ったらね、膝(ひざ)がわるいので、よく歩けなくていやになっちゃうよ)」

「遊んでベーいるから、チョーガンナ人間にはなれなカンベー(遊んでばかりいるから、まともな人間にはなれないでしょう)」

チョーガニやチョーガンニは、十分に、ろくに、よくという意味、チョーガナ・チョーガンナは、まともな、まじめなという意味です。これらの語を用いた文のあとには、多く否定の「ない(ネー)」という語がきます。チョーガ・チョーガンは、長続き・持続の意の「ちょうきゅう(長久)」が訛(なま)ったものです。チョーガ(ニ)とかチョーガン(ニ)に変化すると、上記のように、意味や用法も変わってしまいます。「チョーガンニ仕事もできない人だ」という場合には、仕事に飽(あ)きて長続きしない人という意が含まれています。中年以下の人はほとんど使わなくなってしまいましたが、高齢者の多くは現在でも使っています。

(市民記者・森下喜一)
 
お問い合わせ   政策調整課広報広聴係 電話0283-20-3037
koho@city.sano.lg.jp
戻る このページのトップへ