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残らずに食べてしまうことをクッパラウという


ご飯の写真育ち盛りの若者はよく運動もしますが、食欲も旺盛で、かつては「テンコチモリ(山盛り)にして三杯も食べた」などといったものです。若者に限らず人一倍たくさん食べる人をオーグレといい、釜の底まで一粒残さず食べてしまうことをクッパラウといいます。

「釜の中には、ご飯がアンナニ(あれほど)あったのに、うちにはワケーモン(若い者)が二人もいるもんだから、キレーニクッパラッチャッタン(残すことなくきれいに食べてしまったん)で……、シャーネー(仕様がない)から、また炊かなくッチャー」

クッパラウは、「食い払う」が訛ったものです。「ハラウ」のつく語には、この外にザンバライとかクチッパライなどがあります。いずれも「食べる」ことに関する方言で、ザンバライは、宴会や集会が終わったあとの食べ残りや飲み物(酒やジュースなど)を、最後まで残っていた人たちが雑談しながら、飲み食いしてしまうことをいいます。クチッパライは、麺類特にそばなどは食べてもすぐに空腹になってしまうので、そばを食べたあとに、ご飯や餅などを食べて腹を満たすことをいいます。

「そばは食べたってすぐに腹がヘッチマウ(減ってしまう)から、クチッパライにご飯でも食べてイガっセナ(食べて行ってくださいよ)」

ザンバライは「残払い」、クチッパライは「口払い」が訛ったものです。

(市民記者・森下喜一)
 
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