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「いつも」をトロッピョーシといった


「いつも」とか「常に」の意に相当する方言に、トロッピョーシ・トロッペシ・トロッピニ・ダラッピョーシなどがあります。明治生まれの人たちはこれらの方言をよく使っていましたし、中には大正生まれの人も使っている人がいました。

「隣りンチ(隣りの家)のばあさんは、うちのばあさま(私の妻)と年が同じックレーナモンだから、トロッピニアスビ(いつも遊び)に来ヤンスよ。ヒシテオキグレー(一日置きぐらい)に来るベカナー(来るだろうか)」

トロッピニは、トロッピョーシやトロッペシなどに置換えることもできます。「サミー(寒い)と、トロッピョーシションベンタレニ(小便をしに)行ガナクッチャーナンネンデ(行かなくてはならないので)…、年トッチャー(取ると)冬はヤダねえ」

トロ・ダラの付く方言の主な使用地として、ダラッピョーシ・トロッピョーシが佐野地域、トロッピが葛生地域、トロッペシが佐野・田沼地域で、地域によって方言の一部に違いがあります。これらの方言は、現在使われず死語となってしまいました。「トロ」はゆるやかに絶え間なく続くとろ火の「とろ」と同じ、「ダラ」はしまりなく続くさまを表すだらだらの「だら」と同じです。トロッピニ・トロッペシは、トロッピョーシが変化したもの。「ピョーシ」は拍子の意で、ゆるやかな動作がいつも同じ調子で行われていることを表しています。

(市民記者・森下喜一)
 
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