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「人ッケスミ」して「泣きソッペ」になる子ども


見慣れない人を見ると、はにかんでうつむいたり、恥ずかしがって泣き出したりする子どもがいます。このように人見知りすること、またはその子どもを「人ッケスミ」といいます。

「アソコンチ(あそこの家)の子は人ッケスミで、話かけんべ(かけよう)と思って、近寄ったらしたベー(ばかり)向いて、顔を上げネンダよね」

「人ッケスミ」は「人+怪(け)し+倦(う)み」が合わさった方言です。「怪し」は異様な感じがして不思議に思うこと、「倦み」はいやになることで、いずれも快く(こころよ)思わないという意味です。見知らぬ人が赤ちゃんをあやそうとすると、恥ずかしがってよそ見したり、ついには目がうるんで、今にも泣き出しそうな顔をすることがあります。そのようなようすを「泣きソッペ」といいます。

「友達の赤ちゃんはかわいんで、あやしてヤンベー(あげよう)と思って近よったら、反対に泣きソッペになっちゃってサー。初めて見た顔なンで、よく知んネーからだんベネー(知らないからでしょうね)」

泣きソッペは「泣きそう」に「ペ」がついたものです。この「ペ」は傾向・状態・様子を表す語(接尾語)で、「横タッペになって(横向きの状態で)居眠りする」の「ぺ」と同じ意味です。ちなみに「横タ」は横手(よこて)の訛り(なまり)言葉です。

(市民記者・森下喜一)
 
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