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おはじきをキシャゴといった


おはじき女の子の遊びの一種に「おはじき」があります。直径が2センチほどの円いガラス製のもので、これを用いて遊ぶことをおはじき遊びと言います。

数人でおはじきを出し合い、これを席上にまき散らします、それを指先で弾いて当てれば、そのおはじきは当てた人のものになります。

この遊びには簡単なルールがあって、それに従って弾きます。一般に気候の寒い冬から春先にかけて、日当たりのいい縁側などを利用しますが、いろり端で遊ぶこともありました。

佐野ではこのおはじきを昔からキシャゴといいました。キシャゴは本来直径3センチほどの巻貝のことで、キサゴまたはキサコ(喜佐古)といっていましたが、これが訛ってキシャゴとなりました。その後、巻貝は使われなくなり、ボタンのような形をしたガラス製のものを用いるようになりました。
「縁側ダラ、アッタカカンベ(暖かいだろう)から、そこでキシャゴでものしてアスンベヤ(遊ぼうよ)」

佐野には海がないので、キシャゴという名も意味も知りませでした。最初に伝わったボタン状のガラス(おはじき)が、キシャゴだったので、そのままわけもわからず使っていたのだろうといわれています。キシャゴといっていたのは昭和の初め頃までで、その後は「おはじき」というようになりました。キシャゴは死言寸前にあります。

(市民記者・森下喜一)
 
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