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トヤ(鳥屋)が山頂の意になった


鶏や鷹を飼って養う鶏(鳥)小屋をトヤといいます。

夏の終わり頃、鶏の羽は抜け替わります。その時期になると、ほとんど餌を食べないため、体力が衰えて鶏小屋に籠りがちになります。

50年〜60年前まではほとんどの農家で、鶏を飼っていました。当時は放し飼いだったので、餌を探しながら屋敷内を歩き回っていました。ところが雌鳥がトヤニカカッテ(鶏小屋に籠って)活動しなくなると産卵しなくなってしまいます。

「ニヤットリ(鶏)がトヤニカカッタ(鶏小屋に籠った)モンだから、卵は当分、食べランネーカンネ(食べられないからね)」

秋になると、シベリアから群れをなして飛来するツグミや在来の小鳥を捕獲して食用にするため、山中にわな(かすみ網など)を仕掛けました。昭和の初め頃は、わなを仕掛けることをトヤハル・トヤブチスルなどと言いました。

「あのワカイシ(青年)ッタラ、鳥捕りが大好きで、ヘシテオキ(一日置き)に山に登っチャー、トヤハッてル(わなが仕掛けてある)場所へイグン(行くん)だってさ」

小鳥は木の枝から枝へと飛び回りながら、山を渡り歩くので、その習性を利用して山頂にトヤハッタことから、飛駒・野上・葛生地域などでは、山頂(峰)をトヤとか、トヤッペなどというようになりました

(市民記者・森下喜一)
 
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