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得意になることをハバッキという


物の長さや広さを表すことばに「幅」があります。

またこのことばは、物以外に心の広さや豊かさを表すときにも使われるようになりました。幅のある人といえば心が広くてゆとりのある人を言います。心の広く豊かな人の行為が、はぶりをきかし勢力を伸ばすと「幅を利かせる」のように、「幅」は勢力や力(能力)を表すことばとなりました。また、そのことを自慢する方言として、「ハバにする」が使われるようになりました。

「子どもがみんなから『オゼー(頭がよい)子だね。マッサカ(とても)サカシー(賢い)子だね』などといわれるもんだから、あの奥さんはそれをハバ(自慢)にしてるんだってさ」

ハバによく似た方言に、ハバッキ(得意になること)があります。誇らしく思い、得意になって話すときに使います。

「あの男は、笑わせべ(よう)と思って、みんなの前にシャシャリ(差し出がましく人前に)出チャー(出ては)、ハバッキ(得意)ンなって色話をするんだってガネ」

ハバッキは自慢する意の「ハバ」と、気持ちの「気」が結びついたもので、得意な気持ちになること(さま)、自分だけが満足しうぬぼれた気持ちになること(さま)をいいます。ハバやハバッキの使用は、中高年以上の人に多く、若い人たちはあまり使わなくなりました。

(市民記者・森下喜一)
 
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