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朝起きて顔を洗わない人をミソッコケという


朝起きたまま顔を洗わない者をミソッコケといいます。面倒くさがってからだを動かそうともせず、身だしなみのわるい無精者をののしっていうときのことばです。一般に家庭内で親が子に対して使います。

「この子ったら、まだ顔を洗ってネンダガネ(ないんですよ)。このサエネー(汚らしい)顔を見リャー(見れば)ミソッコケかどうか、すぐわかるダンベー(でしょう)?」

ミソッコケは、味噌桶(みそおけ)が変化したものです。本来は味噌を入れておく専用の大きな桶や樽をいいましたが、朝起きて顔を洗わない人を、味噌のついている桶(樽)のようだというように、味噌桶にたとえて言うようになりました。味噌は栄養があり調味料としてもすぐれている食品である反面、その色や形状などから汚らしく不快感があって「味噌を塗る」(対面を汚す)・「味噌をつける」(失敗する)などという語句が生まれたのもそのためです。

昭和の初め頃までは、ほとんどの農家で米・大麦・大豆・麹(こうじ)・塩などを、大きな味噌樽に入れて発酵させ、自家用の味噌を作りました。これらの味噌樽は、ミソベヤ(味噌部屋)とかミソグラ(味噌蔵)といった特別に造った別棟に保存され、いつでも調味料として使用できる状態にしてありました。

(市民記者・森下喜一)
 
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