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かたくなで強情っ張りをギゴという


人のいうことを無視し、自分の主張や意思を曲げずに、無理に押し通そうとすることを、共通語では頑固または一刻といいますが、佐野方言ではこれをギゴといいます。

「あの親父ったらサー、自分が言い出したコター(ことは)、間違ってタッテ(いても)、ぜったいに曲げネカンネー(曲げないからね)。あんなギゴ親父は今日日めずらしンジャーナカンベカ(ではないでしょうか)?」

明治頃までは男性社会というせいもあって、自分の考えや意志を曲げようとはしない男が多く、時には威張り散らす親父もいました。このような親父を共通語で「頑固おやじ」といったり、「義強おやじ」といっていました。方言のギゴは、この「ぎごわ」が省略されたもので、現在でも多くの年配者が使用しています。ギゴの意味とよく似た方言にカタバリッカがありますが、これは片意地を張る人という意味です。

「人の話も聞かネで、自分の考えを一方的に押し通すようなカタバリッカ(頑固者)ジャー、話ンナンネーネ」

カタバリッカは「片意地を張る人(家)」が変化した語で、昭和の初め頃まで各地で広く使われていました。だが、その後は次第に姿を消し始め、今では高齢者でさえもこの方言を使う人はなく死語となってしまいました。

(市民記者・森下喜一)
 
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