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あきらめて心を入れ替えることをドショズクとウンジョースルという


あることをかたくなに守ろうとしていたにも関わらず、やむを得ずあきらめて受け入れることを、ドショズクといいます。

「屁理屈べー(ばかり)言って、みんなにヘラツイテ(さからって)いたあの男も、とうとうドショズイタとみえて今ジャー(では)黙り込んでるッケヨ(いるよ)」

ドショズクは、「土性骨が尽く」が変化して生まれた方言です。困難にもくじけない強い根性をもっていたのに、それが次第に尽き果ててしまったということから、「あきらめる」の意に転じてしまったというわけです。

あきらめると同じ意の古い共通語に「うんじょう」があります。これまでの体験から高望みすることをあきらめて、心を入れ替えることをウンジョースルといいます。「ウンジョーシタ人」といえば、苦労して何でもわきまえている人をいいます。

今から50年、60年前には「あの娘は、セツネー(貧乏な)家に生まれ育ったんだってガネ。ああいう娘はウンジョーシテッ(苦労している)から、嫁にもらったうちはヨカンベ(いいでしょう)よね」という話が聞かれたものです。ウンジョースルを使っていたのは昭和20年頃までで、今では一部の高齢者に限られています。もはや死語に近いといってもいいでしょう。

(市民記者・森下喜一)
 
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