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「煙い」の方言にはいろいろある


煙を吸い込むと息苦しく感じたり、目が痛かったりします。このような状態を共通語では「煙い」「煙たい」などといいます。これらの語が訛って、ケミーとかケムッテーなどという方言が生まれました。

「近くでタバコを吸われると、ケムッテーッタラアリャーシネー(煙たいことこの上ない)よ」


また共通語には「煙い」「煙たい」もあります。「煙い」の「む」が「ぶ」になっています。これらの語が訛ってケビーとかケブッテーという方言も生まれました。

「セフロ(風呂)の焚き口はケブッテーし、アッチー(熱い)から、マキダッポー(薪)をツックベルッタッテ(くべる場合でも)容易なコッチャーネー(ことではない)よ」


ケビーとかケブッテーは古語が変化したもので、古くから使われていましたが、今では減少傾向にあり、使用年齢層の多くは高齢者になっています。

以上のほかに、イビー・イブッテ―があり、生木が燻っているときの煙が、気管にはいって息苦しいときなどに使います。したがって、タバコの煙などに、イビーとかイブッテーを使うのは適切ではないということになります。

「よく燃えネー生ッ木からでるケブ(煙)は息苦しくって、しかもツーンと鼻にきてイブッテンだよね」


(市民記者森下喜一)
 
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