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仲間に入れることと仲間から外される意の方言


楽しそうに遊んでいる仲間に入れてもらう子もいれば、その反対に仲間から外される子もいます。仲間に入れることを、方言ではスエルといいますが、訛ってスイルとかセールなどということもあります。

「オメー(お前)もスエッ(仲間に入れる)から、一緒にパー(面子)をしてアスンベヤ(遊ぼうよ)」


人を適当な場所または位置に居させることを共通語で「据える」といいますが、方言のスエルはこれが意味変化したものです。スエルと同じ意味の方言にマゼル(交)もあります。

「ちっちゃな子でも、このアスビ(遊び)に、マゼテヤッカラ(仲間に入れてやるから)、コッチニキナー(こっちに来なさい)」


わけあって仲間から追い出されることを、「仲間外れ」といいますが、これに該当する方言にクミヌケがあります。

「あの子はヘデモネー(つまらない)ことをいうもンだから、みんなからジュク(屁理屈)こねるンジャネーなんていわれて、とうとうクミヌケ(仲間外れ)ンナッチャッタンだってさ」


同じ行動をする親しい仲間を、古くは組(くみ)といい、その組(仲間)から抜けさせられることから「クミヌケ(組抜け)」という方言が生まれました。
最近、この方言はほとんど使われなくなってしまいました。

(市民記者森下喜一)
 
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