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尖ったところをノメンドという


表面が滑らかで、つるつるすべることを、共通語では、「ぬめる」または「ぬめくる」といいますが、佐野方言では、これが訛ってノメルとかノメクルなどといいます。

「坂道を下りてッタラ、ツルーリ(つるっと)ノメッ(ノメクッ)てさあ、仰向けにデングルケッチャタ(倒れてしまった)ンだよ」


すべりやすくつるつるしている状態を表す語には、ノメッコイ、ナメッコイがあり、訛ってノメッケー、ナメッケーともいいます。

「赤ちゃんの肌を触ってみな。きめが細かくって、マッサカ(とても)ノメッケーから」


ぬめるの「ぬめ」と同じように、ノメッコイ、ナメッコイの「ノメ」・「ナメ」にも、つるつる、なめらか、すべすべという意があり、この語が新しい方言を生み出しました。物(杭や棒など)の先端を尖らすと、その部分がすべすべになり、たやすく地面に打ち込めることから、田沼地域や葛生地域では、その先端をノメまたはノメンド(ドは「所」の意)といっています。

「杭の先っちょをノメンドにしネーと、地面がカテー(堅い)から、簡単にはツットサンネカンネ(突きさっさらないからね)」


野上・作原地域では、棒の端を尖らせることを、ノメツケル(「ノメを付ける」が語源)をいいます。でも、今では死語に近い語となっています。

(市民記者森下喜一)
 
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