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高齢者も使わなくなった「ウッツァーシー」


人や動物の声が大きくうるさいときには、腹立たしく感じることさえあります。

「うるさい」とか「やかましい」の方言には、セヤシネー、セアシネーセワシネーなどがあります。これらの方言は「忙しない」が変化したもので、現在でも地域や年齢に関係なく広く使われています。

「家ン中でフットビマールンジャネ(跳び回ってはいけないよ)。子どもは外でアスビナ(遊びなさいよ)。フントニ(本当に)セヤシネーったら、アリャーシネー」

「うるさい」の古い方言に、ウッツァシーがあります。今では使用する人もなく死語となってしまいましたが、明治・大正生まれの人たちは、子どもが家の中で調子にのって大声を出しながら騒ぎ立てていると、よく「ウッツァシーぞ!静かにしろ!」などといって叱りつけたものです。

物の音や動物の声以外でも、邪魔になるものがあって、それが煩わしくうっとうしいと感じられたときには、ウッツァシーといいます。

「寝ていると、顔に止まったり手に止まったりして、マッサカ(非常に)ウッツァシー蠅だなぁ」

ウッツァシーは、古語の「うるさし」が変化したもので、もとは「不愉快である」とか「煩わしい」という意味でした。

(市民記者森下喜一)
 
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