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ホロクもフルクも揺り動かすの意


物(木やぶらんこなど)を振ったり揺すったりすることを、方言でホロクといったりホーロクといったりします。

「焙烙を火の上にツッカケ(掛け)たら、しょっちゅうホロッてネーと、大豆がコビツイチャーカンね(焦げついてしまうからね)」

ホロクを強調するときには、カッポロクまたはオッポロクのように、「カッ」や「オッ」を付けて言い表します。

「その枝をマット(もっと)カッパロケバ(強く揺すれば)、ズクシガキ(熟柿)がばたばたオッコッテ(落ちて)くるよ」

また、要らないものを力強く投げ捨てることを「ホロキ投げる」といいます。ホロクには「放る」という意味があり、同じ意味を持つ他の語と結びついて意味をよりいっそう強めます。

「振り動かす」にはフルクという方言があります。このフルクには「振るう」という意味があり、篩に掛けて豆や粒状のものをその大きさに選り分けるときに使います。

「昔、きな粉は煎った大豆をエスス(石臼)ですりつぶし、それを篩でフルッて、だいぶ手間かけてコセタ(作った)ンだってガネ」

ホロクやフルクは昔から各地で使われていました。今でも中高年者からこれらのことばを耳にすることがあります。

(市民記者森下喜一)
 
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