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切り株などが足に刺さることをソラフムという


先端が堅くて尖ったばらのとげなどが、手足に突き刺さることをツットサルといいます。これは「突き通さる」が変化した語です。

「うっかりしてばらの木をつかんジャッたら…。とげがツットサッチャッテ(突き刺さって)さぁ。まだひりひりイテン(痛い)だよ。」

杙などを地面に差し込むことは、一般にツットスといいますが、手足にとげなどを刺した場合でも「親指にとげをツットシチャッタ(刺してしまった)」といい、ツットサルと同じような意味になります。

ツットスと同じ意味の方言に、ツッサス・ツッツァスがあり、いずれも「突き刺す」が変化した語です。昭和25年頃までは、運動靴が買えない時代だったので、子どもの履き物は、わら草履がほとんどでした。

山道や道路を歩いていると、竹の切り株や釘などが足に刺さったり、最悪の場合はそれが突き抜けてしまうことがあります。このような状態になることをソラフムといいます。古くはカットゲサスなどともいいました。

「こんなとこには、ザザッカブ(竹の切り株など)なんかネーダンベ(ないだろう)と思って歩き回っていたら、ソラフンジャッタよ」


ソラフムは「空(を)踏む」ことで、上を向いて歩いているうちに、うっかりして切り株を踏んでしまうというのが元の意。これと同じ意味の語にフンドスがあります。「踏み通す」の変化語、今ではほとんど使われていません。

(市民記者 森下喜一)
 
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