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気前がいいことを、オッキリガイーという


金銭などを惜しみなくつかったり、食べ物などを気前よくおごったりする人を、物わかりがよくて「気前(がいい)」人だとか、「切れる」人だなどといいます。この「切れる」から、方言のオッキリ(「気前」の意)が生まれました。

「あの中年男性はだいぶハデッキ(派手)なようだけど、オッキリもいいンだってね。みんなによくおごってくれるンだってガネ(よ)」

この反対に、金品など出し惜しむことを、しぶい(渋)といい、そのような人(こと)をしみったれといいます。これが訛って、方言ではシビッタレといいます。タレは人を悪くいうときに付けることばです。

しぶいの外に、しわい(吝)があります。この「しわい」が、けちん坊という意のシヤ(シア)になり、「やつはシヤだから、ろくなもンも食ってネーっていううわさだよ」などといいます。

さらにけちん坊を少し強めていうときには、シアッケツ(シヤッケツ)・シヤンボ(シアンボ)などといいます。

「生活ニャー(には)困ってネーンだけど、シアッケツだら出すべきもンも出さネダンベ。アスビ(遊び)にさそってもイガ(行か)ネンだってよ」

金品など出ししぶる人を、俗っぽい言い方(方言)では、ケツッツマリといいます。尻の穴から、出すべき物を出し惜しむほどけちだという意味です。「切れる」「しわい」に関する方言は、今でも中高年の多くの人たちが使っています。


(市民記者 森下喜一)
 
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