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ほおじろの鳴き声を聞いて楽しんだ


ほおじろは秋から冬にかけて、雑木林や農耕地などにすみ、雑草の種子や昆虫などをあさりながら枝から枝へ、枝から地面へと飛び回ります。すずめほどの大きさで、からだはほぼ茶褐色。ほお(頬)が白いことからほおじろと呼ばれています。ほおじろの地鳴き(平常の鳴き方)は、チチッ、チチッ、あるいはチッ、チッと短く細い声で鳴きます。雄は繁殖期をむかえると、しきりにさえずります。ただ、ほおじろは同じさえずり方はしない習性があるので、うぐいすのホーホケキョのように、鳴き声に一定の型がないのが特徴です。

ほおじろのさえずる声を鳥類図鑑で調べると、チッピピッツチー、チョチョッスッチョホイ・チョチョッスチョホイッ・チョッチョッスチョホイツケ・チョッピーチリーチョ…のようにいろいろです。ほおじろにはチー、チョ、ピ、ホイという声が聞かれます。連続的にそしてリズミカルに発するこの声に心をひかれた昔の人は、ほおじろを飼ってその声を楽しみました。耳をすまして聞いていると、雄鳥は、「イッピツケージョーツカマツリソロ」(一筆啓上仕り候)とさえずったといいます。ほおじろの鳴き声に、不思議な魅力を感じていたことがわかります。鳴き声が「シトト」と聞こえたというので、シトトというようになったと昔の本に書いてあります。今でも方言で、ほおじろをシトト、あるいはヒトト、ストトなどといっています。

(市民記者 森下喜一)
 
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