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のどにまつわる方言「ドックム・ノゼル・ヒツク」


のどは食道に通じているし、また呼吸をするときの空気の通路にもなっていて、とても大事な部分です。のどが渇くと思うように声が出なくなったり、物がなめらかにのどを通らなくなってしまいます。のどの動きやその様子を表す方言がありますので、その主なものを挙げてみましょう。

食べ物をぐっと一息に飲みこむことを共通語で丸呑みする、鵜呑みするなどといいます。肉切れや錠剤のような固形物を、噛まずに飲み込んでしまうことです。このような動作をドックムといいます。「ドッ」は言葉の意味を強めています。

「あの肉は筋が多くって、しかもカテーンデ(堅くって)クッキレネー(かみ切れない)から、ドックンジャッタ」

物が喉につかえて食べられないことがあります。このような状態になることをノゼルまたはノザエルといいます。「のどに障る」が変化したものです。この方言を使う人はほとんど高齢者になってしまいました。

「そんなにセーッテ(急いで)食うと、ノゼルからキー(気を)つけな」

のどが渇いてからからになると、のどがくっ付くような感じがします。このような状態になることを、ヒツクといいます。

「目が覚めたらのどがヒツイたんで、水をぐいっとクンノン(飲ん)だら、だいぶすっきりしたよ」

(市民記者 森下喜一)
 
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