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経済観念の無い人をテボッケナシという


世間には金銭を上手に使い、やりくりのてぎわのよい人、また、労力や時間などを無駄なく使う人がいます。このような人をシンショモチガエーといいます。これとは対照的に、家計をうまくやりくりすることができない人、そればかりか金づかいが荒く無駄づかいの多い人がいます。このような人をテボッケナシとかテボッケネー人などといいます。

「今月の小づかいは、いつもより余分にやったのに、ハー(もう)使ッチャッタンだって?アレバアリマチ(あればあるだけ)みんな使ッチャンだから。この子ったら、まぁ、なんてテボケナシなんダンベー」

テボッケナシじゃ、「手持無」が変化したものです。することがなくて退屈である、手があいて間がもてないの意でしたが、経済観念のない人、要領がわるく、金銭的なやりくりが下手な人を、テボッケナシというようになりました。さらに意味が変化して、ぼんやりしていて気がきかない人も、テボッケナシというようになりました。一方、金銭や物を有効に使おうとせず、無駄づかいする人を、ツカイッポケともいいます。

「あの男はツカイッポケだから、金なんか貯まんネーよ」

ツカイッポケは「使い惚ける」が変化したもので、無駄づかいばかりする、わけもなく浪費するがもとの意です。テボッケナシもツカイッポケも、年齢に関係なく多くの人たちが今なお日常的に使っています。


(市民記者 森下喜一)
 
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