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ヨバレルは「呼ばれる」ことで、招待されることだった


おいしい食事を御馳走になることを、かつて「ヨバレル」といいました。

ヨバレルの語源は「呼ばれる」で、声をかけて呼び寄せられること、つまり招待されることです。もとの意味はだんだん変化しています。「ヨバレて行った」と「ヨバレて来た(帰って来た)」のヨバレルは意味が異なります。前のヨバレルは招かれるという意味。後のヨバレルは御馳走になるという意味です。「○○家」に招かれることもヨバレルというし、「○○家」でおいしい食事をごちそうになることもヨバレルといいます。このように、ヨバレルは場面や状況によって、意味が変化します。

老夫人が結婚式に招かれた(ヨバレタ)夫のことを話している場面です。
「ウチノヒト(夫)は、隣ンチ(近所の家)のご祝儀(結婚式)にヨバレテ、いましがた出かけヤンシタ(出かけました)よ」

次は、中年男性が祝賀会に招待され、御馳走になった(ヨバレタ)話しをしている場面です。
「コナイダ(この間)祝賀会に出席したら、俺の好きな物ベー(ばかり)出されたンで、腹イッペーヨバレテ、ケーッテ(帰って)きたよ」

次は、三十代の男性が御馳走になった(ヨバレタ)話しをしている場面です。
「オバサンチの近くに来たンで、立ち寄ったらめずらしい物をヨバレチャッタ」

次は、立派な飲食物でなくてもヨバレルというようになりました。
「ゆっくりして行ガッセーッていうもンだから、お茶をヨバレチャッタ」


(市民記者 森下喜一)
 
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