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ジッカやオーゾは、程度や数量の非常に多いことをいう


数量の多さや程度のはなはだしさを表す語は、共通語にも方言にもたくさんあります。方言ではその代表的なものに、シコタマ・ジッカ・オーゾ・カトーなどがあります。これらの方言の意味や用法について述べてみましょう。

シコタマは、数量が並外れて多いさまを表し、共通語ではどっさりとか、たくさんに当たる意味です。中高年者を中心に、今も広く使われています。
「今日はコトビ(祝日で特別な日)なンで、朝からシコタマ飲ンだり食ったりしたもンだから、腹がマーダキチー(まだ堪えがたくつらい)よ」

どっさりためる、むやみやたらに貯えるという意味の語に、「しこためる」があります。シコタマはこの語が変化したものといわれています。

ジッカ(ニ)は、どこもかしこも一面に満ちわたっているさまをいいます。
「れんげの花が、どこの田んぼを見ても、ジッカニ咲いてるよ」
ジッカニは、小さな虫や物がたくさんいる(ある)という意味があります。
「いやー、毛虫が足の踏み場もネーほど、あちこちジッカにいるね」

程度がはなはだしく多いさまを表す古い方言に、オーゾ・カトーがあり、主として明治生まれの人たちが使っていました。今は死語となっています。
「子どもがフンズブシ(踏みつぶし)たり、ボッコシ(壊し)たりしたら、オーゾイバッテ(叱って)クンナンショ(ください)」
「忙しってユーンで、稲刈りを助(す)けたら、米や野菜などをカトーもらっチャッタ」


(市民記者 森下喜一)
 
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