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きのこの方言はわかりやすく、その特徴がよく表れている
キノハッカブリ・クロドンビン(ガ)・シシギノコなど


秋になると、松林や雑木林にはいろいろなきのこが発生します。食用になるものもあれば、ならないものもあります。昔の人は、色や形などがきのこに似ていると、それをきのこの名前(方言)にすることがよくあります。

「くろかわ」というきのこがあります。黒っぽい色をしているのでその名がつけられました。雑木林などに生え、肉が厚くてほろ苦くまるい形をしていて、灰色がだんだん黒ずんだ色に変わります。このきのこには、ナベカムリ・ナベッカブリ・クロドンビン・クロドンビンガ・クロッカワ・クロンボなどいろいろな方言があります。

かつて湯茶を沸かし、お茶を入れるときに、丸い形の土瓶を使用しました。くろかわは、土瓶の色や形に似ていることから、旧葛生地域では昭和の中頃まで、クロドンビン(ガ)といっていました。また、鍋底をひっくり返したようなところから、旧田沼地域では、鍋被が訛ってナベカムリ、ナベッカブリといっていました。身近にあるものにヒントを得て、ユーモアに富んだ方言をつくったものですね。

キノハッカブリというきのこがあります。木の葉に埋もれている様子を方言化したものです。正式名は「くりふうせんたけ」といいます。
また、香りの高いきのこに、皮茸、別名ししたけがあります。黒褐色で大形です。表面には猪のように、角状のささくれがあるので、方言でシシギノコといっています。


(市民記者 森下喜一)
 
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