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岩場の方言のいろいろ
急斜面で危険な岩場をユワッカジラという


草木の生えていない山を禿山、坊主山、裸山などといい、岩や石が多い山を岩山といいます。対して山で岩の多くある場所を、方言ではユワッパ、ユワッカラなどといいます。山の断崖に岩が突き出ていて、人が足を踏み入れることのできないような危険なところを、ユワッカジラといいます。イワに付く「パ」「カラ」「カジラ」は、岩が多くあるところという意味です。

「この辺はユワッパだから、フンゲシサネーように(ねんざしないように)、またオッコロガってー(転んで)けがをしネーように、足元にキーつけな」

踏み入れることができないような、険しく切り立っているユワッカジラには、石斛というめずらしい植物が着生していることがあります。白く咲く花は観賞用として栽培されます。岩場にあるたくさんの岩には、きわ立って露出したものがあり、その先端部分をイワッパナといいます。岩が鼻のように突き出ているからです。山の斜面を覆っている土砂などが、暴風雨などで崩れ落ち、岩肌がむき出しになることがあります。そのような場所をジャバゴケといいます。ジャバゴケの「ジャバ」は、砂利場の変化語、「ゴケ」は、転げ落ちる、崩れ落ちるという意味です。

「ジャバゴケの下の方で、釣りをするのはアブネー(あぶない)よ。石ッコがヒョエヒョエ(時々)オッコッテクッカンネ(落ちてくるからね)」


(市民記者 森下喜一)
 
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