陶芸館

人間国宝

田村耕一
 鉄絵は酸化鉄によって文様が表現される陶芸技法であり、着色剤の鉄分の含有量・焼成時の焔(ほのお)の性質により、黒色、茶褐色、黄褐色等様々に発色し、変化に富む加飾技法である。
 田村耕一は富本憲吉に師事して陶芸を学んだ。
 初期の頃は黒色と黄褐色の二種類の鉄釉を用い、蝋抜き(ろうぬき)や筒描き(つつがき)による草花文様の作品を発表して高い評価を得た。
 その後、刷毛目(はけめ)を施した上に勢いのある筆描きで鉄絵の文様を表し、銅彩を併用して色彩に変化を与え、さらに青磁釉を用いて重厚さを表現するなど鉄絵を基としながら数々の技法を加えて表現内容を豊かにし、高い芸術性を持つ陶芸を制作している。
                               (人間国宝への認定理由より)
人間国宝とは
田村耕一

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佐野市人間国宝 田村耕一陶芸館

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正式には「重要無形文化財保持者(各個認定)」の通称。
文化財保護法に定められているもので、歴史上または芸術上価値が高い無形文化財のなかで、特に重要なわざを「重要無形文化財」に指定し、それを体得、体現している人を「保持者」として認定する。
昭和61年(1986年)重要無形文化財保持者(人間国宝)に鉄絵陶器で認定される。
栃木県では民芸陶器で1955年認定された濱田庄司に次ぐ。