免鳥町

  1. 昔、佐野庄面鳥郷と称したましが、その後、面鳥城主の高瀬紀伊守に一族で、右衛門亮胤行なるものがいました。佐野家から妻を娶ったことから、妻取村と改め、寛文年間から更に免鳥村と称したといわれています。
  2. 現在の免鳥町あたりには、唐沢山城の砦ともいうべき出城(でじろ)がありました。この城主はいつも唐沢本城の城主のいうことをよく聞いて仕事をしていたので、本城の姫を嫁にすることになりました。この嫁入りがとても盛大でにぎやかだったので、その後この地方を「娶り(めとり=嫁を迎えること)」と呼ぶようになり、これが後になって「免鳥」の地名になったといわれています。
  3. 「面取」という地形か、メ・トリに由来するものでしょう。面取とは部材の角を取ることの意から、河川の浸食によって崩壊した地形と解されます。また、メ・トリのメ(目)は二つの接点・境目を意味し、トリ(取り)は動詞トル(取る)の連用形の名詞化で、切り取られたような地形と解されます。いずれにしても、河川の浸食によって、微高地の端部が崩壊したことによる地名という説があります。
  • 免鳥町(市街道)
    この町会は、日光例幣使街道が本市に入り最初の町会であり、街道沿いに「市」が立ったことから市街道の町名となったといわれています。
  • 免鳥町(新田)
    不明
  • 免鳥町(免鳥)
    不明
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更新日:2019年12月02日