戸室

  1. 文治2年6月、中宮亮戸矢子七郎有綱は戦場で射抜かれた眼を、自分で洗った程の武勇の士だと伝えられ、その泉は今なお御目戸と呼ばれています。目井戸の意味らしいです。後に有綱は石室に参籠し、馬の鞍に腰をかけて自害したといわれています。戸室は戸矢子の戸と石室の室をとったといわれています。
  2. トは出入り口のことで、ムロは地面を掘って深くなったところをいいます。ムロには竪穴住居説や古墳石室説、自然の洞穴説などがあって、簡単に決めがたいところです。また、ムラが転化したという説もあります。ムロのつく地名は全国に多く、近くに羽室、氷室があり、県北には板室、逃室などがあります。
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更新日:2019年12月02日