新型コロナウイルス感染症対策に係る佐野市の対応について
(令和5年3月15日改正)
基本的な対策方針
栃木県は、新規感染者数や病床使用率は減少傾向が継続し、直近では重症病床使用率も低い水準で推移している。現状、全ての警戒度指標がレベル1の状態にあるため、警戒度レベルについては「警戒度レベル1」に引き下げすることとなった。
また、季節性インフルエンザは注意レベルにあるものの、患者数は横ばい傾向となっており、例年の傾向を踏まえ、今後大きな増加は見込まれないことを踏まえ、「コロナ・インフル同時流行注意報」は解除することとなった。
このような中、市民の安全・安心を守るため、栃木県の基本的対応方針をもとに、感染防止対策をとり、市民生活及び地域経済に及ぼす影響が最小となるよう、全市民一丸となって取り組む必要があることから、本市は次の方針により対応することとする。
また、ワクチン接種の推進を図るため、全庁を挙げて取り組んでいくこととする。
なお、この方針は、令和5年3月15日より適用し、今後の感染状況を踏まえ見直しを行う。
具体的な対応
1 市の組織体制構築
「佐野市新型コロナウイルス感染症対策本部設置要綱」により、対策本部を設置し、「佐野市新型インフルエンザ等対策行動計画」に準じた対策を図る。
2 感染予防
(1) 市民及び事業者への啓発
<市民向け>
- 日常生活において、基本的な感染対策の徹底
1.栃木県の基本的対応方針に準拠したオミクロン株の特徴を踏まえた感染防止策(外部リンク:栃木県ホームページ)を徹底
2.ワクチン接種者含め、換気をはじめ、3密の回避や手洗いなど、基本的な感染防止対策の徹底、また、「3密」が重なる場面はもとより、「密閉」、「密集」、「密接」のそれぞれについて徹底的に回避する
3.マスクの着用については、個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねることを基本とする一方、着用が効果的と示される場面においては、着用を推奨する(外部リンク:栃木県ホームページ)
4.外食の際は、とちまる安心認証店など、感染対策が徹底された飲食店を利用し、感染対策が徹底されていない飲食店等の利用を避ける
5.ハイリスク者(高齢者、基礎疾患を有する方)は感染防止対策等の取組を特に徹底 - 人との接触機会の低減を徹底
- 「飲酒を伴う懇親会等」や「大人数や長時間に及ぶ飲食」は感染リスクが高まるため、実施にあたっては次の点に注意する
1.アクリル板の設置がない飲食店等の場合は、一定の距離が確保できるようにする
2.大声を出すことを避ける
3.飲食店等が実施している感染防止対策への協力 - 慎重な移動を徹底
1.都道府県をまたぐ移動は、「三つの密」の回避を含め基本的な感染対策を徹底
2.移動先での感染リスクの高い行動を控える - 感染リスクの低減を図る取り組み
1.発熱などの症状がある方は、医療機関を受診
2.感染に不安がある方は、積極的に検査を受検
3.症状等がある方は、出勤、登校等の自粛を含めた感染対策を自主的に講じる
4.初回接種(1回目と2回目)完了者へのオミクロン株対応ワクチンの接種の推進
5.65歳未満で症状が軽く重症化リスクが低いと考えられる者は、発熱外来の受診に代えて、栃木県が実施する「検査キット配布センター」(外部リンク:栃木県ホームページ)を活用
6.65歳未満の自己検査等による陽性者で重症化リスクが低く、軽症又は無症状の方は「とちぎ健康フォローアップセンター」(外部リンク:栃木県ホームページ)での陽性登録を検討 - 救急外来及び救急車の適切な利用
<事業者向け>
- 事業所は感染拡大防止のための適切な取組の実施を行う
1.業種ごとの感染拡大予防ガイドラインの徹底
2.感染リスクが高まる「5つの場面」に注意(PDFファイル:207.4KB)
3.休憩室や更衣室、喫煙室など居場所の切り替わりに注意
4.事業継続計画(BCP)の点検、見直し及び策定を推進
5.体調が悪い場合は、仕事や学校を休むよう呼びかける(体調が悪い場合は外出自粛等する)
6.在宅勤務(テレワーク)の活用や休暇取得の促進等の取組を推進
7.時差出勤、自転車通勤等、人との接触機会を低減する取組を強力に推進
8.高齢者等重症化リスクが高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設等の従事者の勤務時など、マスク着用が効果的と示される場面においては、着用を推奨する(事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容される)(外部リンク:栃木県ホームページ) - 人が集まる場所での感染対策の強化
1.従業員への検査の勧奨
2.適切な換気や手指消毒設備の設置
3.入場者の整理・誘導、発熱者等の入場禁止 - 高齢者施設、障害者施設における感染対策の強化
1.職員に対する頻回検査の受検を促す
2.面会時の事前の検査やオンラインでの面会の実施
<啓発活動>
- 市長メッセージ、広報「さの」、ホームページ、チラシ配置、佐野ケーブルテレビ、とちぎテレビ等による正しい情報の提供
- 「人との接触を8割減らす、10のポイント」(PDFファイル:861.4KB)や「新しい生活様式実践例」(PDFファイル:1.1MB)、「感染リスクが高まる「5つの場面」」の普及啓発(PDFファイル:207.4KB)の普及啓発
- 各種経済団体等を通じた事業者に向けた啓発
- 高齢者施設、障害者施設、社会福祉施設等への感染予防啓発
- 栃木県「新型コロナ感染防止対策取組宣言」運動(外部リンク:栃木県ホームページ)の周知
- 栃木県「とちまる安心認証」の周知(外部リンク:栃木県ホームページ)
- LINE公式アカウント「栃木県-新型コロナ対策パーソナルサポート」(外部リンク:栃木県ホームページ)運用の周知
- 多言語、やさしい日本語による情報の提供
- 順次マスク着用の考え方の見直し等の周知(外部リンク:栃木県ホームページ)
(2) イベント等の開催
- 開催する際は、「栃木県の基本的対応方針(PDFファイル:305.3KB)」、「栃木県の催物(イベント等)の開催に関する要請(栃木県ホームページ外部リンク)」及び「市有施設の利用基準(PDFファイル:307.5KB)」を参考とし、判断する。
(3) 市有施設の対応
- 施設を開放する際は、「栃木県の基本的対応方針(PDFファイル:305.3KB)」、「栃木県の催物(イベント等)の開催に関する要請(栃木県ホームページ外部リンク)」、「業種ごとの感染症拡大予防ガイドライン(PDFファイル:777KB)」及び「市有施設の利用基準(PDFファイル:307.5KB)」を参考とし、判断する。
- 実施にあたっては、「標準的感染防止策(PDFファイル:355KB)」、「感染予防対策チェックシート(目安)(PDFファイル:281.8KB)」を活用する。
3 地域医療体制確保のため医療機関への協力
- 医療機関へのマスク、防護服等の衛生資材の提供
- PCR検査センター運営への協力(令和5年3月31日まで)
4 新型コロナワクチン接種への対応について
(1) 市民のワクチン接種を円滑に進めるため、新型コロナウイルス感染症対策本部の下部組織としてワクチン接種推進プロジェクトチームを配置
(2) 市民へ新型コロナウイルスワクチンを迅速に接種を行うため、感染症対策室に新型コロナワクチン接種担当を配置
5 自宅療養者への支援について
- 警戒度レベルに応じて自宅療養者への健康観察及び生活支援のため、安足健康福祉センターへ保健師等の派遣を行う
- 栃木県と自宅療養者に関する覚書を締結し、自宅療養者から要望があった場合、生活日用品等の支援を行う
6 緊急経済対策等について
市民生活に及ぼす影響への対応として、国の緊急経済対策等を的確かつ迅速に行うため、「佐野市新型コロナウイルス感染症対策総合調整会議」を設置し、「感染症対策総合調整担当」を配置
7 人権への配慮
新型コロナウイルス感染症の感染者・濃厚接触者、医療従事者等が差別されることのないよう、感染への不安から生じる偏見をなくし、正しく理解するための啓発活動を推進する。
- 「新型コロナとの闘いを乗り越えるオールとちぎ宣言」
- 市長メッセージ、広報「さの」、ホームページ、チラシ配置、佐野ケーブルテレビ、とちぎテレビ等による正しい情報の提供
- ワクチン接種を受けていない人に対する差別的扱いの防止
- マスク着用に当たっては、個人の主体的な判断を尊重し、本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないようにする
- この記事に関するお問い合わせ先
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健康医療部感染症対策室
更新日:2023年03月16日