マダニに咬まれないように注意しましょう

マダニは特に、野生動物が生息する自然環境豊かな場所に生息しており、野外作業や農作業、レジャー等でこれらの生息場所に立ち入ると、マダニに咬まれることがあります。

このマダニがウイルスや細菌などを保有していた場合、咬まれた人が病気を発症することがあります。

特に活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まります。

重症熱性血小板症候群(SFTS)について

重症熱性血小板症候群(SFTS)は、主にウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染するダニ媒介感染症です。感染症法では四類感染症に位置付けられています。

予防方法について

ダニに咬まれないことが重要です。

草むらや山など、マダニが多く生息する場所に入るときの注意点

  • 首まわり:タオル等を巻くか、ハイネックの服を着用しましょう。
  • :長袖の服と軍手や手袋を着用しましょう。袖口は軍手や手袋の中に入れましょう。シャツの裾はズボンの中に入れましょう。
  • :長ズボンを着用しましょう。また、サンダルなどではなく、足を完全に覆う靴を着用しましょう。ズボンの裾は靴下や長靴等の中に入れましょう。
  • 虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。
    それでもわずかな隙間から潜り込まれることがありますので、野外から戻った際は、次のことに心がけてください。
  • 衣服の表面にマダニがついていないか確認しましょう。たとえマダニを見つけても、必ず素手で触らないようにしましょう。
  • 体(特に脇の下、足の付け根、首、ひざの裏、脇腹、頭髪部など)を確認しましょう。
  • 入浴やシャワーによりダニが吸着する前に洗い流しましょう。

マダニに咬まれたら

マダニ類の多くは、人や動物の皮膚にしっかりと口器を突き出し、長時間(数日から長いものでは10日間)吸血します。

マダニに咬まれていることに気づいたら、無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科もしくは外科)で処置してもらいましょう。

マダニに咬まれた後に、発熱、食欲低下、嘔吐等の症状があった場合は、早めに医療機関を受診し、医師にマダニに咬まれたこと(いつ、どこで、体のどこの部分等)を告げてください。

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更新日:2023年03月09日