フィリピン共和国

フィリピン共和国は、東南アジアの島国。首都はマニラ。フィリピンの東にはフィリピン海が、西には南シナ海が南にはセレベス海が広がる。日本とは、フィリピン海上で国境を接する。

フィリピンの国旗

国旗

フィリピンの位置を示した地図

地図

公用語

フィリピノ語、タガログ語、英語

首都

マニラ

最大の都市

ケソン

面積

世界第70位
総計299,404平方キロメートル(日本の約5分の4)

人口

世界第12位
総計(平成22年)94,010,000人
人口密度 1平方キロメートル306.6人

GDP(PPP)

世界第25位
合計(平成20年)3,203億ドル
1人当り3,546ドル

通貨

フィリピン・ペソ(PHP)

ピックアップ

人口

平成17年の人口は、87,857,473人。国連等の推計では、令和2年には1億人を超え、令和12年には1億1千万人、令和22年には1億2千万人、令和32年には1億2千7百万人になるとされる。

民族

住民は、マレー系が大部分(全体の90%程度)であるが、過去数百年で中国系やスペイン人との混血が進み、混血率は高い。地域によって混血率は違い、スペイン統治時代に重要な軍港であった地域、特にサンボアンガでは、スペイン人との混血率が高い。その他、山岳地帯のネグリト、ボントック、イフガオ、ミンダナオ島などの南部在住のモロ(イスラム教徒)などがいる。
宗教は、ローマ・カトリックが83%、プロテスタントが9%、イスラム教が5%、その他仏教などが3%である。外国人労働者が多いため、その他の混血の人も多い。その中でも、日本人、アメリカ人とフィリピン人のハーフの人が多い。

コルディリェーラの棚田群

山に作られている棚田の写真

コルディリェーラの棚田群

フィリピン・コルディリェーラの棚田群(-たなだぐん)は、フィリピンのルソン島北部の中央山岳地帯の主に東斜面に広がっている棚田地帯。棚田の規模としては、世界最大ともいわれている。平成7年に、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

ビガン歴史都市

ビガン歴史都市は、フィリピン、ルソン島の北部にあるビガンの街並みが登録されているユネスコの世界遺産(文化遺産)。 

日本人将校が美しいビガンの街並を救った

地元の郷土史家ダマソ・キングによると、太平洋戦争中、アメリカ軍は旧日本軍の侵攻に対抗して、ビガンを砲撃しようとしていた。しかしながら、「もうこの街周辺には日本軍兵士はいないから…」とクレカンフ司教が、米軍に確約をしたため、この砲撃は取りやめになった。

クレカンフ司教は、二人の日本人将校「高橋フジロウとナリオカ・サカエ」から、「現地で結婚した私たち日本兵士達は愛する家族を残して敗走するので、戦争によってこの美しい街が爆撃・破壊・略奪されることのないようお願いします。」と懇願された。昭和18年に憲兵隊長として赴任してきた高橋大尉はアデラ・トレンティーノというフィリピン女性と、ナリオカ将校は、ベレン・カスティロという女性と結婚していた。

地元イロコス州知事のサヴェラーノは、「したがって、ビガンの街は、彼ら日本人の「愛」によって救われたのです。」とも熱弁している。

(注意)このページはフリー百科事典「Wikipedia」を参考に作成しています。

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更新日:2019年12月02日