雛人形展(令和6年度)(2025年1月4日~3月9日)
展覧会情報
開催期間:令和7年1月4日(土曜日)から令和7年3月9日(日曜日)
休館日:毎週月曜日、1月14日(火曜日)、2月12日(水曜日)、2月25日(火曜日)
1月13日(月曜日)、2月24日(月曜日)は開館します。
雛人形展(令和6年度)ポスター (PDFファイル: 1.1MB)
概要
雛人形の起源は、罪や汚れを移して川に流された人形にあったと言われ、その名残りが流し雛の習慣として残ったとされています。その人形が次第に立派になり雛人形となって、江戸時代には雛段を作って美々しく飾るようになりました。
佐野市は「人形のまち」と言われています。かつて徳川時代に東照宮の造営が終わると全国から集められた職人の相当数が佐野地域に定着し、その技術を生かして節句品や祝飾りの制作を生業としたことが始まりと言われています。盛んに作られた雛人形は頭師・織物師・小道具師・手足師・髪付師・着付師など分業で制作されており、佐野市では主に手の制作を担っていました。
今回の雛人形展では、昭和初期の変わり雛を多く展示しております。80年~90年前に作られたとは思えない独創的な造形、また当時の世相を反映したお雛様は見ごたえがありますので、ゆっくりご鑑賞いただければ幸いです。
最後になりましたが、開催にあたり、思い出深い貴重な雛人形を寄贈してくださいました方々、ならびに、ご協力をいただきました関係各位へ厚く御礼申し上げます。
主な展示資料
- 当館所蔵の雛人形を中心に展示、紹介しています。
- 雛人形の製造工程や、体験コーナーもあります。
その他の展示資料
吉澤人形頭(栃木県指定有形民俗文化財)
佐野市葛生地区で上演されたと言われる人形芝居の様子を伝える吉澤人形を紹介。
- 吉澤人形頭ほか
牧歌舞伎(栃木県指定無形民俗文化財)
・昭和46年公演風景再現ジオラマ ほか
展示風景




展示リスト
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更新日:2025年01月04日