ペルム紀

ペルム紀の海底(ジオラマ)
ペルム紀
今から2億9千万年前~2億5千万年前の時代を「ペルム紀」と呼んでいます。
この時代は今とはまったく違う生き物が生息していました。
海ではサメの仲間が泳ぎまわり、海底を三葉虫が這っていました。陸上では、後に哺乳類の祖先となる単弓類が我がもの顔で歩き回っていました。
恐竜が出現するよりもずっと昔の話です。
ペルム紀の時代の名前はペルム紀の地層の模式地(代表的な地域)があるロシアのペルミ地方に由来します。
以前は二畳紀と呼ばれていました。
そして、この時代の終わりには大量絶滅があり、地球史上過去最大規模だったことが分かっています。
葛生の石灰岩はそんな時代の生き物によって作られたのです。
- この記事に関するお問い合わせ先
更新日:2019年11月26日