ヘリコプリオン

ヘリコプリオン
分類
化石 (軟骨魚類)
時代
古生代 ペルム紀 中期
ぐるぐるに巻いた化石、これは一体何の化石でしょう?
アンモナイト?巻貝?
実はこれ、サメの歯の化石です。名前は「ヘリコプリオン」。
お隣の群馬県みどり市東町にある、佐野市葛生地域の石灰岩と同じ時代の地層から見つかりました。
古生代ペルム紀(約2億5千万年前)、海の生き物で繁栄していたのはサメの仲間でした。
サメの仲間には歯が次々生え替わるという特徴があります。しかしこのヘリコプリオンは歯が抜け落ちるのではなく、どんどん前へ押し出していったので、このような不思議なかたちの歯になったと考えられています。
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更新日:2019年11月26日