館内案内
化石館内全体図
展示室内容
葛生地域の石灰岩は鍋山石灰岩と呼ばれています。それを作ったのは現在からはるか昔、恐竜の生きた時代よりもさらに前の時代に生きた生き物達です。化石館では、手作りのジオラマも交えて当時の生き物達を紹介しております。
恐竜とアンモナイトの生きた時代として、有名です。佐野市内でも、アンモナイトやコノドントといった化石が発見されています。
葛生地域の石灰岩と比較するために、日本全国の石灰岩を集めました。一口に石灰岩といっても色や質感などは様々です。
佐野市会沢町で見つかったニッポンサイは、ほぼ全身がそろって産出した標本としては、日本で唯一です。そのため葛生化石館ではサイにちなんだ展示も行っています。
葛生地域の石灰岩地帯にできた、鍾乳洞や裂罅(地面の裂け目)からは、豊富な動物化石が産出します。これら脊椎動物化石の産出する地層は葛生層と呼ばれています。この葛生層は古いほうから下部・中部・上部の3つに分けられています。
葛生層から産出する化石動物たちと比較するとともに、現在、佐野市の自然の中で生きている動物たちを知っていただけるように、展示されています。
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更新日:2019年11月28日