常設展示室B(近代の歩み・佐野の際物)

更新日:2019年11月17日

展示室の写真1

近代のあゆみ1 太政官高札(彦根県)他

 幕末期のペリー来航以来、倒幕運動が盛んとなり、佐野周辺でも太平山事件や出流山事件が起こりました。明治維新によって社会体制は大きく変わり、なかでも廃藩置県によって彦根藩は彦根県、佐野藩は佐野県、旗本領や幕府直轄領は日光県になりました。その後3県とも栃木県となりました。

展示室の写真2

近代のあゆみ2 八丁撚糸機(はっちょうねんしき)

 佐野市域の産業を代表するものは織物業で、なかでも綿縮(めんちぢみ)は、佐野の綿縮の名で広く知れ渡るようになりました。また、明治中期の鉄道の開通により大量輸送が可能となり、更に生産が拡大されて、大量に輸出され隆盛をきわめました。

展示室の写真3

佐野の際物1 武者絵幟(のぼり)

展示室の写真4

佐野の際物2 ひな人形制作工程

 ひな人形や幟、羽子板などの際物は、江戸時代の終わりから明治時代にかけて盛んに作られるようになりました。多くの職人たちによって培われた各種の技術は、その作品とともに現代まで引き継がれています。

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