フレスコ画の街

 佐野市葛生地区は江戸時代から石灰の町として栄え、今日では全国有数の生産地となっています。地元で採掘された石灰を使ったフレスコ画が平成12年から制作されており、現在14点の作品を見ることができます。

*下図のフレスコ画散策マップは、伝承館で手に入れることができます。

フレスコ画とは?

 フレスコ画とは、砂と石灰を混ぜて水で練って出来たモルタルを壁に塗り、その上に水だけで溶いた顔料で絵を描く技法のことです。
 フレスコ画が他の絵画技法と最も異なるのは、絵の具の定着溶剤を使用しないところです。例えば、日本画には“膠(にかわ)”、油彩には“油”、水彩には“のり”といった溶剤を使用しますが、フレスコ画はそれを一切必要としません。
 濡れた石灰の上に、水で溶いた顔料(粉末状の色素)をのせて描くと、石灰水が顔料を被い空気中の二酸化炭素と反応して透明な結晶になります。顔料はこの結晶の中に閉じ込められるため、色がとても美しく耐久性があり、長期間そのままの色を保つことができます。日本の高松塚古墳やヨーロッパにある教会などの壁画もフレスコ画の技法で描かれています。

フレスコ画の制作

 平成18年の9月から、栃木県石灰工業協同組合の協力により、当館西側の外壁(23.4m×3.1m)に”文化や自然・人物”をモチーフとした、四季の移ろいと様々な風物を描いていくフレスコ画の制作を行っています。平成37年頃に完成を予定しており、今後少しずつ描き足されていくその過程を見ることができます。

ただいま秋のフレスコ画制作中です。
10月15日(日)まで、制作している様子を見学することができます。
制作は主に8時から11時までの時間帯に行われています。
ぜひお越しください。
ただし、制作者の都合によりお休みのこともあります。


H29.04 制作風景


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H24.05 制作風景

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