フレスコ画

更新日:2021年06月25日

フレスコ画の街

 佐野市葛生地区は江戸時代から石灰の町として栄え、今日では全国有数の生産地となっています。地元で採掘された石灰を使ったフレスコ画が平成12年から制作されており、現在14点の作品を見ることができます。

(注意)下図のフレスコ画散策マップは、伝承館で手に入れることができます。

フレスコ画散策マップ

フレスコ画とは?

 フレスコ画とは、砂と石灰を混ぜて水で練って出来たモルタルを壁に塗り、その上に水だけで溶いた顔料で絵を描く技法のことです。
 フレスコ画が他の絵画技法と最も異なるのは、絵の具の定着溶剤を使用しないところです。例えば、日本画には“膠(にかわ)”、油彩には“油”、水彩には“のり”といった溶剤を使用しますが、フレスコ画はそれを一切必要としません。
 濡れた石灰の上に、水で溶いた顔料(粉末状の色素)をのせて描くと、石灰水が顔料を被い空気中の二酸化炭素と反応して透明な結晶になります。顔料はこの結晶の中に閉じ込められるため、色がとても美しく耐久性があり、長期間そのままの色を保つことができます。日本の高松塚古墳やヨーロッパにある教会などの壁画もフレスコ画の技法で描かれています。

フレスコ画の制作

 平成18年の9月から、栃木県石灰工業協同組合の協力により、当館西側の外壁(23.4メートル×3.1メートル)に”文化や自然・人物”をモチーフとした、四季の移ろいと様々な風物を描いていくフレスコ画の制作を行っています。平成37年頃に完成を予定しており、今後少しずつ描き足されていくその過程を見ることができます。

 

令和3年6月

令和3年6月フレスコ画全景
令和3年6月フレスコ画作業箇所

令和3年4、5月制作風景

令和3年度5月フレスコ画作成風景1
令和3年度5月フレスコ画作成風景2

令和2年10月

令和2年度10月フレスコ画

令和元年5月制作風景

令和元年5月フレスコ画制作風景写真

平成30年4月 制作風景

日本画家の戸倉英雄さんと福島恒久さんが1枚のフレスコ画を一緒に描いている写真

平成29年4月 制作風景

戸倉英雄さんと福島恒久さんが足場を組み高い部分を描いている写真

平成28年6月

たくさんの色鮮やかな花を添えた幻想的な描写のフレスコ画4枚が完成した写真
1面の壁の半分ほどが完成している写真

平成27年10月

たくさんの色鮮やかな花を添えた幻想的な描写のフレスコ画3枚と半分ほどが完成した写真
龍をモチーフに描かれたフレスコ画1枚と2枚目半分ほどが完成した写真

平成25年11月

右側龍をモチーフに描かれたフレスコ画1枚と3枚目までの上部帯が完成した写真
縦約3メートル、横約23メートルの壁の11分の4ほどが完成した写真

平成25年11月

花をモチーフにした左側3枚と4・5枚目上部まで完成した写真
右側龍の1枚目4分の3ほどが完成した写真

平成24年6月

4枚目の3分の1ほどが完成している写真
壁の右側の龍の1部が描かれている写真

平成24年5月 制作風景

足場を組んで一筆ずつ描いている画家の制作中の写真
壁に水を振りかけている制作中の写真

平成22年10月

紫や緑・白・ピンクなど色鮮やかな花をモチーフにしたフレスコ画の3枚目のが完成した写真
縦約3メートル、横約23メートルの壁の11分の3ほどが完成した写真

平成21年7月

紫や緑・白・ピンクなど色鮮やかな花をモチーフにしたフレスコ画の3枚目の途中の写真
縦約3メートル、横約23メートルの壁の11分の2.5ほどが完成した写真

平成20年10月

紫や緑・白・ピンクなど色鮮やかな花をモチーフにしたフレスコ画の2枚目から3枚目に差しかかった写真
縦約3メートル、横約23メートルの壁の11分の2が完成した写真

平成19年10月

紫や緑・白・ピンクなど色鮮やかな花をモチーフにしたフレスコ画の1枚目の写真
縦約3メートル、横約23メートルの壁の11分の1枚が完成した写真

平成18年9月

フレスコ画が描かれる縦約3メートル、横約23メートルの壁の写真
黄金色に白の模様が描かれているフレスコ画一部写真
上部に描かれた帯上のフレスコ画の写真
この記事に関するお問い合わせ先
佐野市葛生伝承館

〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-11-26
電話番号:0283-84-3311 ファクス番号:0283-84-3331
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