神楽の面と衣裳展
開催期間:令和4年4月19日(火曜日)~令和4年6月19日(日曜日)
展示内容
神楽とは神の座を設けて神を迎え、その前で音楽や舞を披露する神事芸能のことで、神々への感謝とともに、五穀豊穣と無病息災を願って行われてきました。
かつては市内の各神社でも広く行われ、人々の大きな楽しみとして親しまれてきました。しかし、今では後継者不足などにより神楽を行っているところもわずかになり、保存会の設立などにより神楽を残す努力がなされています。
本展では、八坂神社(葛生西)の神楽面と衣裳、根小屋神社(栃本)の神楽面をご紹介いたします。これらの神社では現在神楽は行われていませんが、かつて使われていた神楽面と衣裳は、大切に残されています。展示をとおして、先人たちの神楽へこめた思いにふれていただければと思います。
主な展示資料
・神楽面「須佐之雄命」、「女神」、神楽衣裳ほか40点程度
併催展示資料
【併催展示資料】
★牧歌舞伎(栃木県指定無形民俗文化財)
佐野市北部にある牧地区に、江戸時代から伝えられた地芝居「牧歌舞伎」の世界を紹介。
・牧歌舞伎のジオラマ、公演写真、浮世絵、歌舞伎舞台背景用襖絵
★吉澤人形頭(栃木県指定有形民俗文化財)
佐野市葛生地区で、上演されたといわれる人形芝居の様子を伝える吉澤人形を紹介。
・吉澤人形頭
★そのほかに「葛生郷土かるた」「佐野かるた」を展示しています。


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更新日:2022年04月19日