雛人形展(令和4年度)
開催期間:令和5年2月4日(土曜日)~令和5年4月6日(木曜日)
展示内容
3月3日の上巳の節句(桃の節句)は、けがれや災いを人形に移して祓うという風習が起源とされています。それが時代を経て発展し、女の子のいる家庭で雛人形を飾り、白酒や桃の花などをお供えして子どもの健やかな成長を願う行事となりました。五節句という言葉がありますように、節句には他に1月7日の「人日の節句」、5月5日の「端午の節句」、7月7日の「七夕の節句」、9月9日の「重陽の節句」があります。季節ごとに行事があるのは体調をくずしやすい季節の変わり目に、旬のものをお供えして食べるという、健康に生活していくための昔からの知恵といえるでしょう。
今回の雛人形展では、様々な形態の雛人形を展示しています。雛段に並んだもの、御殿に入ったもの、掛軸になっているもの。形や素材が違い、それぞれの表情も違いますが、ひなまつりを祝う親心は同じなのではないでしょうか。
どうぞごゆっくりご鑑賞ください。
主な展示資料
・当館所蔵の雛人形を中心に展示、紹介しています。
その他の展示資料
★ 牧歌舞伎(栃木県指定無形民俗文化財)
佐野市北部にある牧地区に、江戸時代から伝えられた地芝居「牧歌舞伎」の世界を紹介。
- 牧歌舞伎のジオラマほか
★ 吉澤人形頭(栃木県指定有形民俗文化財)
佐野市葛生地区で、上演されたといわれる人形芝居の様子を伝える吉澤人形を紹介。
- 吉澤人形頭ほか
★そのほかに昭和50年の「葛生郷土かるた」などの郷土かるたを展示しています。




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更新日:2023年04月22日