吉澤人形頭展
会期:令和4年7月9日(土曜日)~令和4年9月25日(日曜日)
展示内容
当館に収蔵されている吉澤人形頭は、カシラとともに手足、浄瑠璃本、衣装、小道具類が地元の旧家に伝わり、平成10年に葛生町(現 佐野市)に寄贈されたものです。平成11年には人形のカシラ93体が「栃木県有形民俗文化財」の指定を受けました。これらの人形がどのように使われていたかについては、いくつか言い伝えがありますが、詳しいことはわかっておりません。しかし、地方における人形芝居の資料でこれほどの質と量がそろっている例は全国的にも珍しく、大変貴重なものといえます。
本展をより多くの方々にご覧いただけましたら幸いです。
主な展示資料
★吉澤人形頭(栃木県指定有形民俗文化財)
佐野市葛生地区で、上演されたといわれる人形芝居の様子を伝える吉澤人形を紹介。
・吉澤人形頭、手、足、衣裳、小道具類ほか
★牧歌舞伎(栃木県指定無形民俗文化財)
佐野市牧地区に江戸時代から伝わる地芝居である牧歌舞伎を紹介。
・歌舞伎衣裳、牧歌舞伎ジオラマほか
★そのほかに「佐野かるた」等の郷土かるたを展示しています。
更新日:2022年10月22日