牧歌舞伎展(2023年7月11日~9月24日)

更新日:2023年09月24日

会期:令和5年7月11日(火曜日)~令和5年9月24日(日曜日)

展示内容

民俗芸能の伝承、保存に大変な努力が必要な時代となって久しいですが、佐野市北部に伝わる牧歌舞伎は江戸時代から受け継がれてきた地芝居です。昭和46年の公演を最後に一時中断されながらも、昭和56年に「牧歌舞伎保存会」が結成され、復活しました。現在、2年に一度のペースで牧歌舞伎の地元公演が開催されています。保存会の会員は地元の自営業者や会社員、商工会職員などです。仕事をするかたわら、芝居の稽古に励んでいます。当館の展示をとおして牧歌舞伎に親しみを感じていただければと思います。

本展をより多くの方々にご覧いただけましたら幸いです。

主な展示資料

★ 牧歌舞伎(栃木県指定無形民俗文化財)

佐野市北部にある牧地区に、江戸時代から伝えられた地芝居「牧歌舞伎」関連した衣装や公演時の写真類を紹介。

・絢爛豪華な衣裳、変わった配色の着物、珍しいまな板帯などを展示しています。

★吉澤人形頭(栃木県指定有形民俗文化財)

佐野市葛生地区で、上演されたといわれる人形芝居の様子を伝える吉澤人形を紹介。

・吉澤人形頭ほか

★そのほかに昭和50年の「葛生郷土かるた」、平成19年の「佐野かるた」等を展示しています。

龍の宝船模様とまな板帯

龍の宝船模様裲襠とまな板帯

帯や小物類

帯や手甲、脚絆などの小物類

小忌衣や着付け
絵看板