雛人形展(令和5年度)(2024年2月6日~4月5日)
展覧会情報
開催期間:令和6年2月6日(火曜日)から令和6年4月5日(金曜日)
休館日:毎週月曜日、2月13日(火曜日)、3月21日(木曜日)
2月12日(月曜日)は開館します。
雛人形展(令和5年度)ポスター (PDFファイル: 968.8KB)
概要
雛人形の起源は、罪や汚れ(けがれ)をなでつけられて川に流された人形(ひとがた)にあったと言われ、その名残りが流し雛の習慣として残ったとされています。その人形が次第に立派になり雛人形となって、江戸時代には雛段を作って美々しく飾るようになりました。
佐野市は「人形のまち」と言われています。かつて徳川時代に東照宮の造営が終わると全国から集められた職人の相当数が佐野地域に定着し、その技術を生かして節句品や祝飾りの制作を生業としたことが始まりと言われています。盛んに作られた雛人形は頭師・織物師・小道具師・手足師・髪付師・着付師など分業で制作されており、佐野市では主に手の制作を担っていました。
「雛人形」「雛飾り」には流行や変遷がありますが、いつの時代も女の子の成長を見守ってきた様々な雛人形を展示しておりますので、ゆっくりご鑑賞いただければ幸いです。
最後になりましたが、開催にあたり、思い出深い貴重(きちょう)な雛人形を寄贈してくださいました方々、ならびに、ご協力をいただきました関係各位へ厚(あつ)く御礼(おんれい)申し上げます。
主な展示資料
- 当館所蔵の雛人形を中心に展示、紹介しています。
- 雛人形の製造工程や、雛人形をさわれるコーナーもあります。
その他の展示資料
吉澤人形頭(栃木県指定有形民俗文化財)
佐野市葛生地区で上演されたと言われる人形芝居の様子を伝える吉澤人形を紹介。
- 吉澤人形頭ほか
展示風景
展示リスト
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更新日:2024年04月19日