フズリナ類(その1)

更新日:2021年03月04日

灰色の石の中に白いちいさな米粒みたいな形の粒がたくさんならんだフズリナ類の写真

フズリナ類(その1)

分類

化石 (真核生物・有孔虫門)

時代

古生代 ペルム紀

灰色の下地に白い水玉。なんの模様でしょう?

実はこれ、佐野市産の石灰岩を磨いた表面です。
白い丸や楕円は「フズリナ類」といって一つ一つが化石です。

栃木県の佐野市葛生地域は石灰工業が盛んなことで有名です。セメントなどの原料として使われる石灰岩ですが、その中からは非常にたくさんの化石が見つかります。

フズリナ類はその代表格。今は絶滅してしまいましたが、かつて暖かくて浅い海で生きていた生き物の殻なのです。

以下のページもご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先
佐野市葛生化石館

〒327-0501
栃木県佐野市葛生東1-11-15
電話番号:0283-86-3332 ファクス番号:0283-86-3600
お問い合わせフォームはこちら