フズリナ類(その1)

フズリナ類(その1)
分類
化石 (真核生物・有孔虫門)
時代
古生代 ペルム紀
灰色の下地に白い水玉。なんの模様でしょう?
実はこれ、佐野市産の石灰岩を磨いた表面です。
白い丸や楕円は「フズリナ類」といって一つ一つが化石です。
栃木県の佐野市葛生地域は石灰工業が盛んなことで有名です。セメントなどの原料として使われる石灰岩ですが、その中からは非常にたくさんの化石が見つかります。
フズリナ類はその代表格。今は絶滅してしまいましたが、かつて暖かくて浅い海で生きていた生き物の殻なのです。
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更新日:2021年03月04日