ウミユリ類(その2)

更新日:2021年03月04日

石の上に小さな丸い石の形がありその中に花の形をした場所がわかるように赤い目印でさしたウミユリの化石の写真

ウミユリ 類(その2)

分類

化石 (棘皮動物門)

時代

古生代 ペルム紀

ウミユリ類は棘皮動物の一種で、ウニやヒトデの仲間です。海底にしがみつき、放射状の腕をいっぱいに伸ばしてエサをとる姿が花のユリに似ているのでこの名が付きました。

棘皮動物の仲間は、その多くが五角形や星形が基本となる姿かたちをしています。

佐野市の石灰岩からもウミユリの茎の化石がたくさん見つかっています。その多くは円形ですが、まれにその外形が五角形や星形をしていたり、円盤の中心部が星形をしているものが見つかります。

写真のウミユリも中心部の形が桜の花模様に見えませんか?化石に季節は関係ありませんが、ちょっと春を感じる模様です。

 

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